青山学院高校英語入試問題(pdf)


ひめゆりの塔での話は退屈だった。

との表現があるとかで

なんか抗議が起こってるそうですが

その問題を見つけました。


長文読解部分の一節ですが

そこだけを取り上げて文句を言ってる気がしてなりません。


経験談は僕も何度か聞いたことがある。

祖父の海軍時代の話、小学校の修学旅行で行った広島での原爆資料館。

大和に乗ってた人の話。など。


そこから出てくる感想は押しなべて「戦争はだめなものと感じた。」ぐらいなものである。

しょうがない。自分が体験してないんだもん。

経験した人の話を聞いただけなんだもん。


世界には争い事は絶えない。

そこに暮らす人々の方が戦争について僕らより身を持って怖さを知ってるはずだ。

そして僕らより平和を願ってる。

きっとそうだと思う。


問題文中にもあるように

防空壕の中を黙って真っ暗にする方が

泣き出しそうになるくらい怖いのである。

経験したものにしか痛みは分からない。


よく出来た文章だと思うし

いい問題だと思う。


なぜこれにイチャモンつけるのか分からない。